第一話





 朝が訪れていた。

 遮光カーテンのちょっとした隙間から、忌々しいくらいに明るい光が部屋の中に注がれていた。

 私は気だるさを感じながらも身を起こし、そしてさらに幾ばくかの時間をかけてベッドから立ち上がる。

 長い薄紫色の髪は、こういう寝起きにはひどく鬱陶しい。

 いっそ切ってしまうかと思わないでもないが……だがしかし、

 戦闘で蛇化させて使用することが考えられる以上、下手に切るわけにはいかなかった。

 それにまぁ、横島もこの髪が気に入ってくれているようだしね。


『おはようございます。メドーサさん』

「ああ、おはよう、サバ」


 その場で軽く屈伸していると、私が起床したことに気づいたサバが声を掛けてくる。

 私は未だに、サバの屋敷の世話になっていた。もちろん、家賃も何も納めていない。

 ある意味、完全な居候である。


 先日の話し合いの後……この屋敷は芦家の所有物件となり、三人の小娘が引っ越してきた。

 年齢を言っておくと、それぞれ15歳、8歳、4歳となる。

 彼女たちは育成促進がなされ、現在の年齢に落ち着いた後、年齢相応の知識が与えられた。

 アシュ様が何らかの計画を発動させるのは、美神令子の母親の情報を信じるならば、2年以内だ。

 これから先、人間と全く同様の成長速度を保った場合、

 計画発動時には17歳、10歳、6歳となるのだが……アシュ様はそれでいいのだろうか?

 あるいは、もっと他に目指すところがあるのか。やはり私には測り知ることができない。


 私はそんな三人娘の保護者であり、監督者でもある。

 実際に学校行事やその他の場合に、保護者として顔を出すわけではない。

 ただ、魔族と言う存在がそばにいるだけで、彼女たちには十分な影響があるらしい。

 おそらく、人化を解いて魔族へと戻る時、私の雰囲気を手がかりとするためではないかと……私は推測している。

 家賃も何も収めていない私だと言ったが、しかしこの場にこうして存在しているだけで、

 この屋敷に住むための義務は果たしていると言うことだ。


 私は簡単に着替えを済ませ、自室を後にし、キッチンに向かった。


 キッチンには次女であるベスパが座っていた。

 その名から分かるように、元は蜂である。


「毎日、遅いお目覚めだね」

「魔族が毎日ちゃんと朝に起きてるんだ。十分じゃないかい?」


 牛乳を飲み、新聞に目を落としていたベスパは、軽い皮肉を飛ばしてくる。

 だから私もそれに『魔族』と言う言葉を強調して答えた。

 8歳のガキ相手にムキになるのは、大人気ない。確かにその通りだろう。

 だが、相手がガキだからこそ、腹が立つこともある、

 ベスパの冷めたガキらしくない目が、私は嫌いだった。


「ルシオラは?」

「もう学校に行ったよ。アンタとは違って、姉さんは忙しい受験生になったからね」

「本当に可愛くないガキだね」

「その辺にいる、普通の馬鹿なガキよりはマシだろう?」


 今日はことさら機嫌が悪いのだろうか? ベスパはいつにも増して辛らつに言葉を紡ぐ。

 それにしても…………私は私なりに、忙しい毎日を送っているつもりだけれどね?

 GS協会から追われることがなくなると同時に、以前と同様に白竜会にも顔を出しているし。

 また南部グループの人間とも、秘密裏の折衝を再開しているし。


 私を蹴落とし、デミアンが南部グループとの関係を持ってから、

 あっちの社内でも色々あった様で、中々に大変だ。

 盛田など、私に接する時と同じようにデミアンに話しかけ、殺されかけたそうだしね。


「まぁまぁ、朝から険悪な雰囲気では、気分も参りますわ。スマイルです、スマイル♪

 それよりも……メドーサ様も何かお飲みになられます?」


 再会の時、あのクソガキを殲滅できるゴーレムを作り出すと、

 そう息巻いていた盛田たち……を思い出していると、私の耳に軽やかな少女の声が響いた。

 視線を声の元に動かしてみれば、そこにはメイド姿の少女が立っている。

 どうやらキッチンの奥で、何やら作業をしていたらしい。

 食器を持っているところを見ると、片つけてでもいたのだろう。

 実体化したサバかと思って、注意を払っていなかったが…………。


「ここで何をしている、勘九朗?」


 私はメイドに話し掛ける。そう、このメイドは私の部下である勘九朗だった。

 肉体を精神の完全な支配下に置き、自身の思い描く理想に、肉体を変化させる。

 魔装術に磨きをかけた勘九朗はそれを可能にし、そしてこのような姿に変貌した……らしい。

 しかしまぁ、そんなことよりも気になるのは、何故勘九朗が今ここにいるかである。

 勘九朗と雪之丞は今現在、六道家にて住み込みで研修を受けているはずだ。


「実は、六道おば様にお仕置きされまして……」

「何故だい?」


 どうせ下らない理由だろうとは思いつつも、私は一応尋ねる。


「はい。鬼道という術者が冥子お嬢様に、決闘を申し込んできたんですが、

 可愛らしい好みのタイプだったもので、ついついツマミ食いしたくなって……」


 決闘相手を性的な意味で食うメイド―――の格好をした―――GS研修生。

 別段、私には知ったことではないと言えば、それまでだけれど……

 しかし、よくよく考えてみると、色々と問題がある話なのかもしれない。


「えっと、そして、いざ事に及ぼうとした瞬間、今度はついつい気が緩んじゃいまして、

 魔装術が解けて、元の体に戻ってしまったんですの。ほほ、私もまだまだ未熟ですわね?

 すると、何故か鬼道ちゃんがキレてしまいまして、てんやわいやの大騒ぎ」


 抱こうとした少女が、突然大男に変化すれば、混乱しても仕方がないと思うのだが。

 しかし、心底不思議と言った表情で、勘九朗は首をかしげる。


「何を考えているのか……。そこで何故と言うアンタの頭に、何故だと思うよ、私は」


 ちなみに、私を同じ事を思ったのか、ベスパも呆れたように首を左右に振っていた。


「だってベスパちゃん! 

 私はちゃんと相手を魅了するように、フェロモンを撒いていたし、

 実際にそれで釣れたからこそ、一歩手前まで行ってたのよ?

 まったく。魔装術と同時に、何で魅了まで解けたのか……あと少しだったのにぃ」


 魅了。具体的にどのような構成の術かは知らないが、ひどく厄介な技である気がする。

 取り敢えず、今度横島に会ったときは、一応注意を呼びかけておこう。

 私が食っていないというのに、先に勘九朗に横島を食われるのは嫌だ。絶対にイヤだ。我慢ならない。

 まぁ、勘九朗はまず横島に手を出さないとは思うが……。


「――――――とにもかくにも、キレた鬼道ちゃんによって、お庭が駄目になっちゃいまして。

 直接の原因である私が責任を取って、一日座って反省をしなきゃいけなかったのですが……どうにも暇でして。

 そんなわけで、こうして朝食を作りに馳せ参じたのですわ」


 結論。やはり、どうでもいい理由だった。

 勘九朗の話に対して興味のなくなった私は、奴に短く『紅茶』とだけ告げる。

 すると勘九朗はすぐさま私の意を酌み、朝のお茶の用意を始めた。


「じゃあ、私も学校に行くから」

「もう、馴染めてるのかい?」


 席を立ち、バッグを担ぐベスパに問いかける。

 問うた内容だけを考えれば、一端の保護者らしいものだと言えたかも知れない。


「さぁね? 少なくとも私は、珍しい名前程度で騒ぐバカどもと馴れ合う気はないね」

「ガキはガキらしく、そのバカにあわせて乳繰り合っていればいいんだよ」

「お断りだ」

「好きな奴の一人でも出来れば、変わるんだろうがね」

「それこそバカらしい。私がそういった感情を抱くのは、お父様にだけだ!」


 私の発言が気に入らなかったのか、ベスパは声を荒げてキッチンを後にした。

 お父様だけ、か。

 人間はバカな生き物で、そうでないのは父親である芦……つまりはアシュ様のみ。

 そうベスパが考えている今現在、アシュ様の思惑は順調なのだろう。

 ベスパが人間に恋をし、アシュ様を裏切る。その可能性はゼロだと言っていいのだから。

 あと2年か……。どうなるものだろうね?


「メドーサ様」

「んっ」


 物思いにふけっていると、勘九朗が温かな紅茶を私の前に置いていた。

 私は勘九朗に視線で礼を告げてから、それを飲む。


 私の一日が、始まった。


 さて、今日は美神の事務所にでも顔を出そうかね?

 横島は学校が終り次第、来るはずなのだから。

















                  第一話      それぞれの日常


















 朝が訪れていた。

 薄いカーテンのちょっとした隙間から、清々しい朝日が部屋の中に注がれている。

 私は身を起こし、そしてすぐさま布団から立ち上がる。

 私の本体は机なので、布団の中で眠っていた私は、実は仮の体でしかない。

 だから基本的に、私の寝起きはすこぶるいい。

 もっとも、それに反比例して横島クンの寝起きは悪いのだけれど。

 私は隣の布団で寝ている横島クンのほっぺをつついてみた。反応はない。

 そりゃ、横島クンとはそれなりに長く二人暮しをしてきたけれど、でもよくよく考えると、

 妖怪にちょっかいを出されて、まったく気にせず眠り続けるGS志望の少年と言うのも、凄いのかもしれない。

 まぁ、それが私に対する信頼であると考えれば、それはそれで嬉しいのだけれど。


 私は自分の布団を畳み、服を着替える。

 本体である机の中に戻り、そこで着替えを済ませるので、横島クンの目を気にする必要はない。

 そう言えば、横島クンの家なのに、彼にはプライベートスペースがない。

 これはちょっと、問題なのかも。まぁ、今すぐどうこう出来る問題でもないけれど。


 着替えを済ませた私は、充電を済ませておいたデジカメを起動し、横島クンの姿を映す。


「えと、おはようございます。今、朝の6時30分です」


 言いつつ、TVの電源をつけて、ニュース番組を流す。

 画面端に移っている今日の日付と時刻が、今撮影中のVTRが今日撮られたという、一応の証明。

 このVTRは、そのままナルニアに住む横島クンのご両親へのビデオレターとなる。


 以前、一日だけ横島クンの顔を見にご両親が帰国されたのだけれど、

 その時に『忠夫の日常生活を……特に朝を、一回撮って欲しい』と頼まれたのだ。

 朝の様子を見れば、生活態度など丸分かりだと、お母様はそう言っていた。


「お兄ちゃんはまだ寝ているので、取り敢えず朝ごはんを私は今から作るところです」


 私はデジカメをTVの上に置き、台所へ。

 なお、今の服装はメイド服でも高校のセーラー服でもなく、ごく普通のワンピース。

 何故かと言えば、私の今の姿は8〜10歳の姿で固定してあるからだ。

 
 若い男女が一つ屋根の下に住むのは、いけない事。

 特に横島クンとそのお父様は、お母様からのそういった事に対する信用が

 低いと言うか、水面下と言うか、海底に沈んでいると言うか……。

 そんなわけで撮影する今日一日、私は久々に子供モード。


 横島クンの読んでいる漫画雑誌を数冊重ね、それを踏み台にして朝ごはん作成開始。

 と言っても、特に何も作らない。昨日の夜がシチューだったので、それを温めなおすだけ。

 軽く温めなおした後、私は横島クンを起こしにかかる。

 これには、ちょっと要注意。

 横島クンは、寝ぼけて私を抱きしめることがある。

 ある意味、それなりに楽しいじゃれ合いだったりするのだけれど、でも今日は駄目。

 デジカメで撮影中だし……と言うか、今の私はどう見ても小学生なので、色んな意味で絵的にまずい。

 きっと、横島クンがお母様に怒られることになるだろう。それはもう、かなり厳しく。


「よっ……あ、お兄ちゃん、起きてー」


 危うく横島クンと言いかけて、踏みとどまる。不自然じゃなかっただろうか? ちょっと心配。

 お兄ちゃんと呼びかけるか、横島クンと呼びかけるか。それだけでもかなり印象は違うらしい。

 横島クンにも随分と念を押されたし、実際試しにデジカメで撮って見てみると、確かに違うように思えた。

 お兄ちゃんのほうが、やはり家族らしさがあるというか、なんと言うか。


 ――――――と言うか、横島クンが最初から自分で起きてくれれば、何の問題もないんだけど。

 まぁ、でもやっぱり、朝6時台に起きる横島クンの姿は、『本当の日常の姿』とは言えないかも。

 無理して、その日だけ起きたんだろうと思われるのが、関の山。

 お母様も多分怪しむだろう……と思う。


「おーい、朝ですよー。起きてー」

「ん…………。うぅ? ん……おはよ、愛子」


 まだまだ寝ぼけ眼で、そう言う横島クン。

 起きているのか、いないのか。多分、起きていないだろう。

 この状態を『覚醒』と呼んでしまったら、多分この世に起きている人なんて、いなくなってしまう。

 私は横島クンの目の前で、パンパンと手を叩く。

 早く起きて。目を開けるだけじゃなくて、さっさと布団から出て。


「あー……だりぃ。って、うん? あれ何?」


 昨日の夜は何も乗っていなかったはずのTVに、何かが乗っている。

 寝起きだけれど、横島クンはそれに目ざとく気づいたらしい。


「デジカメ」

「撮ってんの?」

「うん」

「何で明日の朝撮るって、言っとかないんだよ」

「それじゃ自然な朝の風景じゃないでしょ?」

「そりゃまぁ、そうだけど」


 横島クンは納得し、布団から立ち上がる。

 そして手早く布団を畳んだかと思うと、デジカメの前で何故か素早く敬礼。


「おはようございます、オヤジ様、おふくろ様。横島忠夫は今日も元気です」

「何言っているの?」

「朝の挨拶つーか、寝ぼけてないで、サボらずハキハキ学校に行きますよって言う証拠」

「まぁ、いいけど。それよりテーブル出して。朝ごはんだから」

「へいへい」


 私の言葉に頷いて、横島クンは折りたたみのテーブルを広げる。

 ついでに私が全ての料理を並べるまでの間に、洗顔やら着替えやらを終える。


「あれ? ベルトどこにやったっけ?」


 訂正。終ってないらしい。何故かベルトだけ見つからないらしい。

 まったく……なんで決まったところに、毎日片つけないのかしら?

 と言うか、何をどうしたら、ベルトだけどこかに?

 ああ、そう言えば、昨日の夜洋画をやってて、横島クンが真似してたっけ。

 ジョーンズ博士のムチの音の真似。


「どこにやったっけ?」

「もう、何してるの?」


 私は横島クンを軽く叱りつつ、ベルトを探し出して手渡した。

 いっそ、横島クンの私物を全部私の机の中で管理しようかしら? それなら、失くさない。

 私は校舎と言う空間一つを丸々維持できるから、いくらかの私物ぐらい、楽に収められる。

 でも――――――……それじゃ、ホントに横島クンのプライバシーがなくなっちゃう。

 私が提案したら、横島クンは多分気にせず、むしろ頼むとか言って来るんだろうけど。

 でも、やっぱり駄目だと思う。

 と言うか、もっとしっかりして欲しい。横島クンには。

 なんだか最近、面倒見のいいお姉さんから、小うるさいお母さんになりかけてる気がする。

 生活に慣れたせいもあると思うけど。

 でも……何かちょっと嫌だ。ちょっとと言うか、かなりヤだ。

 家族だと思ってくれるのは嬉しいけど、そういうのはお断り。

 別に横島クンを私は今、恋愛対象とは見てないけど、でも、横島クンからも恋愛対象に見られないのはイヤだ。

 ……私、わがまま? 


「はい、それじゃ、いただきます」

「んー、いただきまーす」


 やがて朝食の準備が整い、私たちはいただきますを言い合う。

 ところで、ふと思ったんだけど――――――……

 普通の兄妹って、こんな感じで本当にいいんだろうか?

 今までの会話は……少なくとも私と横島クン的には、さして不自然さのないやり取りなんだけど。

 ああでも、私って偉そうかな? 口喧しいし。

 横島クンのお母様に嫌われたら、どうしよう?

 う〜ん……。考えても、仕方ない? ううん、でもでも?


 そんなことを考えつつ、朝食。


 横島クンはバクバクかきこみつつ、朝のニュースを見ている。

 TVの上にデジカメを置いちゃったわけだから、思いっきりカメラ目線かも知れない。

 いいのかな? 見る人にしてみれば、ちょっと変かも知れない。


「まだ売れてんだな」


 なお、TVのニュースでは、神話を題材にした書籍の売り上げが、

 最近伸びていると言うことで、ブックランキングが述べられていた。

 このおかげで、最近メドーサさんに対する風当たりは弱くなっている。


「あとは天界が諦めてくれれば、いいいんだろーけど」

「うん」


 横島クンの呟きに、私は簡単に応じた。口の中に、パンが入っていたから。

 ちなみにメドーサさんは天界からの指名手配のようなものは、解かれていない。

 もっとも、今人間界に溶け込もうとしているメドーサさんを、

 白昼堂々と捕縛しに来る天界の人なんて、まずいないみたいだけど。



『ごちそーさま』


 二人仲良くごちそうさまを言い合って、そんなこんなで朝食は終了。

 あとは学校に行って、GS研修のために美神さんの事務所に行って、帰ってきて……そして一日は終る。

 研修といっても、やることのある日があれば、ない日もある。その日の依頼次第で研修内容は変化する。

 もし何もなければ、帰りにスーパーに寄ってこよう。


「んじゃ、行くか」

「待って。デジカメの電源切るから」

「あー……それじゃあ行ってまいります、オヤジ殿、おふくろ殿!」

「何でそういう挨拶をするの?」

「重ね重ね、しっかり学校に行ってますよーと伝えるためにだな……」

「強調すると、逆に嘘っぽく思われるかもしれないけど?」

「…………それもそうか?」


 そんなこと言い合いながら、私たちはアパートを後にした。

 空は心地いいくらいに晴れていた。


 私の一日が、始まった。









 ちなみに……件のビデオレターを本当に送ったところ、お返事の手紙が帰ってきた。

 横島クンには『しっかりしろ』とか、何だかそんな感じの内容だったらしい。

 詳しくは読ませてもらってない。また、読ませてもらう気もない。

 だって、そのお手紙は横島クンが、ご両親からもらったものなのだから。

 
 そして私には『苦労をかける』とか『アホ息子を頼む』とか書いてあった。

 出来れば……横島クンと同じ年齢の姿の私でビデオを撮って、そしてこの返事がもらいたかったな……と思った。


 えーっと。別に、深い意味はなくて。

 だって、文面が本当に子供相手に書かれた感じだったから。



 ただ、それだけ。




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